令和5年度サポートセンター利用登録団体活動実績(5年度実績・6年度予定)
「令和5年度の主な活動内容・実施時期」
本年の主要な活動は「私の宝物絵画展」と「識字活動」の一環である書き損じはがきの回収 の2事業を行った。他に会員研修のための関東ブロック大会及びユネスコ全国大会への参加、またSDGs関連事業の実施のための基本的な理解を深めるための会員研修勉強会を実施した。
1 「私の宝物絵画展」事業
地域の小・中学校に通う児童生徒さんの協力を得て第6回目の「私の宝物絵画展」を実施した。例年通り主に夏休みに作品を描いてもらうこととし9月中旬に締め切りとした。今年の応募者は小学生から99点、中学生から72点の合計171点の応募作品が集まった。展示会場のボードが新調されたので何時もより見栄えのする展示会場となった。
本年も9月15日に学内締め切りとし、9月9日のファックスによる応募作品の問い合わせから始まり回収、点検などを行った後、表彰のための優秀作品の審査を行い小・中合わせて9作品を選び表彰の対象とした。その中から小・中学生対象の市長賞、議長賞、教育長賞と協会会長賞を選出し他に協会奨励賞1点を優秀作品として選出した。表彰式は10月25日の水曜日に市庁舎内の会議室で児童・生徒の皆さんをお招きし、更に市教育委員会の方々はじめ同行の保護者等関係者約40名で盛大に行いました。
展示は11月27日~12月1日までの間・市役所の展示ホールにて行いました。開催期間中の見学者は約1300名で来庁者や児童・生徒及び保護者等が見学されました。近隣の小学生が来られ自分の学校の作品が展示されていないのはどうしてといった質問があった。
今年の注目はこれまでとやや趣が異なり大切にしている単なる宝物の絵から、夢を実現することが自分の大切な宝であるといった夢の内容にまで発展し大きな変化が見られ、本来本企画は児童・生徒の心を育む企画なので所期の目的に沿った内容となってきたのではないかと考えている。
2 書き損じ「はがき」の回収事業
書き損じはがきの回収事業も例年の継続事業であるが、近年ハガキの回収を目的とした団体が多くなり学校や事業所に依頼する傾向見られ事業として競合してきたため、ある意味では取り合いになっている。そのような事情から読み書きのできないアジア地域の子供たちのために学校を創るという事業を始め、児童会や生徒会が識字に関する国際的な活動に関与するという位置付けの自主的な活動につながるような活動とするために、活動主体がある程度確立されている学校と連携して進めることとして来たが、ハガキの利用が減ってきたことやこれまでの実績から学校全体ではなく個別の団体単位でお願いすることとした。この活動は年末から調整協議してきたが回収は1,2月中に集中するが3月までの活動とし本年度の最終的な回収数は3月末になる模様である。
「令和6年度の主な活動内容と実施について」
基本的にはユネスコ精神に沿った昨年度と同様な事業を計画としているが、他にも下記のような事業の計画を予定している。
1. 小・中学生対象の「私の宝物絵画展」事業
2.識字活動としての地域での「書き損じはがきの回収」事業
3.「ユネスコ講演会」の開催事業
4.出前事業としての「ユネスコ科学教室」の開催事業
5.貴重遺産の「見学・保全」事業 他
この情報は、「船ユ協」により登録されました。