ハイブリッド型の講演会(会場とオンラインの併用)を開催(令和5年度活動実績と令和6年度活動予定)
公開日:2024年03月03日 最終更新日:2024年03月06日
1 令和5年度活動実績報告
地域における発達障害への理解と支援は、まだ十分に進んでいるとはいえません。コロナとの共存が長期化することで、閉塞感を抱え精神的にも負担が増している市民も多くなっており、悩みを一人で抱えやすい状況です。当事者の年齢が上がるに従い、家族が取り組まなければならない課題も変化しています。参加者のニーズに応え、本年度は、「障害のある人の就労支援」をテーマに講演会を年2回開催しました。
◆講演 「特別支援教育のこれから」自立と社会参加を目指して 地域活動に期待すること
講師 上野 一彦 氏(東京学芸大学名誉教授 学校法人旭出学園理事長)
令和5年10月15日(日) 14:00~16:00
東京学芸大学名誉教授として、またLD学会の設立者として、長年 特別支援教育を牽引してきた先生に特別支援教育の展望と社会参加を目指す若者の自立にとって大切なことなどを示唆していただく。
◆講演 「社会に踏み出した青年期の支援」~自立と社会参加を目指して~
講師 伊庭 葉子 氏(株式会社 Grow-S さくらんぼ教室 代表)
吉田佳代子 氏 (一般社団法人つなぐいっぽ 代表理事)
令和6年1月28日(日) 14:00~16:00
35年以上、発達障害のある子どもたちに関わる中で、 現在は社会人として頑張る人たちまで支援している伊庭氏、また、社会に一歩踏み出し始めた若者に、自立に欠かせないスキルを経験させる活動をしている吉田氏。両氏のコラボレーションによるお話から「青年期までに準備しておくと良いこと」や「青年期を迎えた発達障害のある人たちが幸せに暮らして行くためのコツ」など具体的なお話を聞く。
2 令和6年度活動予定
◆年2回の講演会のほか、定期的に会員の勉強会、交流会を開催して行きます。