ハイブリッド型の講演会（会場とZoomの同時開催）を開催（令和4年度活動実績と令和5年度活動予定）

　地域における発達障害への理解と支援は、まだ十分に進んでいるとはいえません。コロナとの共存が長期化することで、閉塞感を抱え精神的にも負担が増している市民も多くなっており、悩みを一人で抱えやすい状況です。当事者の年齢が上がるに従い、家族が取り組まなければならない課題も変化しています。参加者のニーズに応え、本年度は、「障害のある人の就労支援」をテーマに講演会を年２回開催しました。

◆講演　「就労支援で成長した子どもたち」

講師　磯田　耕司　氏（中央区立銀座中学校　副校長）

令和４年１０月１６日（日）　１４：００～１６：００

中央区立銀座中学校の副校長であり、都立青鳥特別支援学校でのご指導や、パチンコ店での勤務経験もおもちの磯田先生をお招きしました。ライフスキルの低い子どもをどうアシストすればよいか、ユニークな視点からのお話をうかがい、青年期の支援について学びました。

◆講演　「障害のある人への就労支援」～就労を成功に導くための大切な情報とヒントを学ぼう～

講師　若林　功　氏（常磐大学人間科学部現代社会学科准教授）

令和５年１月２９日（日）　１４：００～１６：００

一般企業で働く障害のある人に対する、職場における同僚等からのサポートについて研究を続けていらっしゃる若林氏を講師にお招きし、教育関係者、福祉関係者、保護者の方などの参考になるお話をおうかがいできました。

◆令和5年度も定期的に会員の勉強会、交流会を開催していきます。