令和4年度市民活動サポートセンター利用登録団体活動実績（4年度実績、5年度予定）

【活動目的】

　千葉県各地の教育・文化にかかわる優れた取り組みや様々な活動を取材したり、投稿していただいたりして、雑誌に掲載し、県民に紹介することを目的にしている。

【令和4年度　主な活動・実施時期】

〇活動内容と実績

　雑誌「ちばー教育と文化」第99号を発行した。特集は「未来につながる希望の文化」と題して、市川・浦安地域の様々な取り組みについて、その取り組みに関わった方々に書いていただいた。すべてを書くことができないので一部を紹介する。治水と環境の両立を求めた真間川の杉並木を守る運動、式場隆三郎が民藝運動の中で果たした仕事の再評価、浦安では本州製紙の「黒い水事件」が浦安の大規模な埋め立てにつながっていった経緯などを報告していただいた。また、浦安の公民館が非常に充実したものになっていた背景に、若者たちの願いがこめられていたことが報告された。他にも多くの報告があり、市川・浦安地域のあまり知られていない取り組みも紹介できたのではないだろうか。特集外では、学校の教師が足りていない状況を現場から報告していただいた。柏手での自校給食を守る運動が成功したことなども報告された。

　第100号は、雑誌「ちばー教育と文化」最後の号となる。そこで、教育や文化に関わることで、これからの時代に引き継いでいってほしい取り組みを取り上げようと考えた。ここではすべてを載せることができない。公立の夜間中学を実現した運動など地域での様々な取り組みを紹介できた。雑誌は3月31日に発行する予定でだ。

〇活動の実施時期

　4月から8月まで取材し、原稿依頼した。第99号は、9月30日に発行された。第100号は、10月から取材・編集・原稿依頼をし、3月31日に発行する予定である。

【令和5年度　予定している活動内容・実施時期】

〇活動内容

　雑誌は第100号で終了するが、残っている雑誌を多くの方々に配布したいと考えている。県内すべての図書館に確認を取りたいと考えている。雑誌はなくなっても、ホームページ上で取材したことを流したりすることができるか検討中である。また、雑誌第1号から第100号までをスキャナーを使いＣＤ化しようと考えている。すべての活動を終えてから解散することになるだろう。

〇活動の実施予定時期

　当面、上記のことについて編集委員のメンバーと相談しながら進めたいと考えている。1年を通して活動し、最終的に教育文化センターの残務を整理し完全に解散するのか、残務整理が終了してからも事務局だけを残すのか検討していくことになる。

【団体ＰＲ・実績など】

　雑誌を2回発行した。地域特集は、好評だった。いくかの図書館から全巻揃えたいと言われた。全巻もっているのは、県立中央図書館、船橋市西図書館、千葉商科大学図書館、我孫子市市民図書館、市川市中央図書館などである。