No.74　6月の予定

6月の予定です

6月は、小学校のお話会もあります。

6月25日（火）は、鎌ケ谷南児童館の「赤ちゃんサロン」があります。

文庫のスタッフの方がお孫さんのエピソードを教えてくれました。

「おおかみと七ひきのこやぎ」を語ってあげたときのこと、

お母さんやぎがこやぎたちがいなくなってしまった場面で、

「お母さんやぎがどんなに泣いたか、皆さんにもおわかりでしょう？」というところで、

聞いているのは孫一人だしと思って、「〇〇ちゃんもわかるでしょう？」と言ってしまったのだそうです。

すると、とたんにモゾモゾしはじめたので、すぐに「これはまずかった！」と気がついたそうです。

せっかくお話の世界に入っていたのに、急に名前を言われて戸惑ってしまったのだ、

ここに名前を入れたりしてはいけなかったのだと反省したそうです。

この子がお話を聞き終わったとき言った言葉がまたふるっているんですよ。

「うちには時計の箱がないから、おおかみが来たらどこにかくれたらいいんだろう？」

本当に、子どもってかわいいですね。

この子は別の時、お父さんの膝の中で聞いたときは、とっても安心してゆったり聞いていたそうです。

お話を語る私達は、こういうことをちゃんとわかっておかないといけないなぁと改めて思いました。