【0228】環境シンポジウム千葉会議

　環境シンポジウム千葉会議は設立以来、２５周年を経過しました。

　２０周年記念誌発刊後も有志１０名余りですが、会の運営を継続して参りました。

　毎月の定例会は、有意義でまた賑やかな集いです。会員は、それぞれ分野が違い、個性派の集まりですから、会議もその後の食事会も盛り上がります。この情報交換や資料提供などは貴重な寄り合いの場になっています。そこには、人との出会いの喜びもあります。

　例会で取り上げられる話題は、地球温暖化が気候変動をもたらし、それが人類はじめ地球上の多くの生命や生態系まで被害を及ぼしていることなど、を中心に、さまざまな話題に及びます。温暖化による、日本列島を襲う度重なる大災害の元を絶たねばなりません。それが私達に与えられた使命だと考えます。毎年開催される国連の気候変動に関する政府間パネル（ICCP）の報告書をもとに、温暖化対策の国際的な取り決めをするために毎年開催される国連気候変動枠組み条約締約国会議（COP）で議事や採択事項なども注目すべき話題となります。
　
　そして、定例会の延長とも言うべき、「研修旅行」はさらに人の心をはぐくみ、楽しい学習の時でもあるのです。すでにこの１０年間、沖縄から北海道まで巡ってまいりました、そこは、重要文化財あり、国立あり、世界遺産の登録場所でもあり、日本の美しい自然探索の旅でもあります。環境問題に関わりを持っていると、自然を観る目が違います。また日本の歴史の奥深さを改めて知ることにもなるのです。

　地球温暖化問題の解決は、一人ひとりの意識改革によることが大きいのです。それは何も難しい事ではありません。常にその気になって、身近なことから取り組み、行動することです。その心構えがあれば、必ず明るい未来が開けます。

定例会：船橋フェイスビル　毎月第三水曜日１７；３０～　お待ちしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
運営委員長　西川　久雄
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
運営委員　一同