ふなばし市民力発見サイト活動レポート社会教育・生涯学習の推進船橋古文書の会【巡見会(房総の鰯網漁・台場と里見氏を巡る)】2025年10月4日(土)9:00~16:30

船橋古文書の会【巡見会(房総の鰯網漁・台場と里見氏を巡る)】2025年10月4日(土)9:00~16:30

公開日:2025年10月06日 最終更新日:2025年10月06日

IMG_4404館山城

毎年判読した古文書に関連する史跡・場所・資料を巡る会を開催していますが、今年の巡見会が下記のように開催されました。

日時:2025年10月4日(土)9:00~16:30

巡見先:館山方面(「関東鰯網来由記(西図書館蔵)」と「幕府新令(国立公文書館蔵)」に関連する場所として、館山渚の博物館・館山博物館・館山城などを巡りました。

参加者:26名、参加費3000円、バスでの巡見。

巡見コース:東船橋駅前集合(9:00出発)→崖観音(車中より見学)→館山渚の博物館見学&昼食(10:45~11:45)→館山市立博物館(12:00~12:40)→館山城(13:00~14:00)→道の駅とみうら(14:25~14:50)→津田沼駅前解散(16:30)

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館山渚の博物館:鰯の地引網の様子を描いた絵馬や地引網の模型などを見学。銚子~九十九里~館山にかけては地引網や八手網による大規模な鰯漁がおこなわれ、干鰯・〆粕・魚油が江戸や浦賀の仲買・問屋を通して江戸・関西へ販売されました。

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館山市立博物館:房総の鰯網漁の講義を受けた後、関連する絵図や古文書をくずし文字を拾いながら見入っていました。丁度、「東京湾要塞と館山」と題した企画展を開催中で、江戸期の台場以降、明治~太平洋戦争終結まで館山周辺に設置された砲台などの戦争遺跡の展示を見学しました。

 

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館山城:曲亭馬琴「南総里見八犬伝」に関連する展示を行っている「八犬伝博物館」。この日も多くの見学者が訪れていました。あいにくの雨天で、館山城公園は散策出来ませんでしたが、眺望は素晴らしく、今回巡見出来なかった「大房岬」も一望できました。大房岬には、江戸期の台場の土塁跡が残り、昭和2年頃から始まった東京湾要塞化による砲台などの要塞関連遺跡があり巡見を予定していました。(台風などの影響で、遺跡を巡る遊歩道が荒れており、今回は断念しました)

巡見を終わり、「道の駅とみうら(枇杷倶楽部)」で地元産品や魚介類を購入し帰途につきました。

この情報は、「船橋古文書の会【S0699】」により登録されました。

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