ふなばし市民力発見サイト活動レポート社会教育・生涯学習の推進船橋古文書の会例会&新人教育:2023年4月22日( 土)13:30~17:30

船橋古文書の会例会&新人教育:2023年4月22日( 土)13:30~17:30

公開日:2023年04月24日 最終更新日:2023年04月24日

20230422高根公団sd

例会に先立ち、下記の連絡が有りました。

①コロナの感染が又増えつつあるようです。各自体調管理を徹底されますよう宜しくお願いします。

又、例会の講師より、5月・6月は例会の予定が無い旨お話がありました。

次回の例会については、決まり次第ご連絡いたします。

【例会】

 例会は38名の方が参加されました。(総会員数45名)

【新人教育】

 例会前13:30~14:30に高根台公民館第4集会室で、入門コースに7名が参加しました。

例会資料15sd

【史料】松戸宿の古文書 史料⑮

慶応四年閏四月五日朝、通油町の神田堀岸の炭七の土蔵軒下に張り付けてあった一書の写し。

「夜分に立って写したので、文字の間違いはお察しお読みください」と但し書きがある。

内容は、神君家康以来250年余、大政を委任され泰平安寧の世を続けてきたが、幕末に至り外夷の来朝により世情が騒がしくなり政変へと繋がった。

しかしこの政変は、元はといえば、薩摩の自国の利を求める策謀から始まるとして、その横暴を糾弾。皇国の大禁鎖国を破る外夷との密貿易、

長土と語らい勤王三藩と称し幕府の暴政と申し触し、終には8月18日の政変、続く禁門の変、更には孝明天皇を歿後の王政復古へと悪逆非道を尽くした。

薩摩は自国の利益のため、京坂・江府の商家を襲わせ金銀を奪い、幕府の所領をも掠め取ろうとしたと痛烈に批判。

更に、こうした薩摩の威に恐伏し、徳川家の恩沢を忘れた御三家や彦根・津・大和郡山など徳川恩顧の大名の態度にも憤慨し、

彦根を「彼天正之昔赤鬼と呼ばれし名を汚せし腰抜武士」とまで罵倒しています。

これらの家々は本来なら幕府に寛大な処置が下るよう、天朝に宥和を訴えるのが誠之道ではないかと訴える。

幕府贔屓の江戸ならではの張紙、興味深い資料となっています。

 

20230422高根公団新人sd

【新人教育の様子:東部公民館】
①入門コース:初心者や初めて間もない方を対象にしたコースです。比較的簡単な文書を対象にして、音読を重視して学んでいます。
②基礎コース:入門コースを終了した方や既に自学などで古文書を学習された方を対象にして、地方・町方・武家など多様な文書を対象に、くずし字の勉強をしています。

20230422高根公団sd

【例会の様子:高根台公民館講堂】
例会は下記のよう開催しています。
①毎月第4土曜日15:00~17:30
②講師による講義形式で、主に地域の文書を対象に、くずし字と市域の歴史を学んでいます。
これまでに取組んだ文書
1.行徳塩業関係文書
2.布施観音関連文書
3.船橋大神宮関連文書など。

会員募集について

新規会員募集を昨年後半から下記の理由で中止しておりましたが、4月以降再開いたしました。

※理由:新規入会者の急増で、新人教育の体制が整わなかったため。

 →4月以降新人教育の受入が可能となったため、体制を整えたうえで新規募集を再開することになりました。

再開に当たっては、改めてこのサイトに募集の詳細を掲示予定ですので、ご理解のほど宜しくお願いします。

会員募集

【当会の感染対策等について】

 

コロナ感染防止

【当会のコロナ感染対策】
1.公民館講堂(定員200名以上)の大会場を使用して十分な距離が取れるようにして開催しています。
2.マスクの常用。
3.手指の消毒。
4.発熱や体調不良時の対策。
5.使用した会場の消毒作業。
などを行っています。

この情報は、「船橋古文書の会【S0699】」により登録されました。

この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています