ふなばし市民力発見サイト活動レポート防災・減災、災害救援「タブの木の種」拾い

「タブの木の種」拾い

公開日:2020年11月04日 最終更新日:2022年10月18日
タイトル
「タブの木の種」拾い

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 日本人の心の原風景であり、日本人の先祖のいのちと暮らしを守ってくれたのが、日本列島の海岸林・タブノキの森です。
 東京湾に面した浜離宮恩賜庭園は、そのタブノキの森が残っている日本でもきわめて貴重な森です。その「浜離宮恩賜庭園」を2017年8月11日に見学も兼ねてタブノキの種を拾いに行ってきました。小学生と高校生含め16人が参加しました。
1976年10月、山形県酒田市で1700戸が全焼するという大火が発生しましたが、大きなタブノキを2本植えていた家は類焼を免れたそうです。以来、酒田市ではそれを教訓にして「タブノキ1本、消防車1台」を合言葉に、市長が率先して市内各所にタブノキを植えたそうです。
今回はタブノキの種を約50粒拾い、1日半水に浸してから育苗籠に植えました。
船橋の海岸にも火災や津波に強い「タブノキの森」があれば心強いだろうなと思いました。

樹齢300余年の大タブノキのある「浜離宮恩賜庭園」

必死にタブノキの種を拾う小学生。

隅田川ラインの水上バスに乗り帰路に着きました。

この情報は、「地球の緑を守る会 船橋支部【S0860】」により登録されました。

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