ふなばし市民力発見サイトCONESPA CHIBA

登録市民力紹介

【活動目的】
私達は千葉県内に居住するスペイン語を母語とする外国人住民に通訳や翻訳のサービスを提供するボランティアグループです。

スペイン語を母語とする外国人とはどんな人たちでしょうか?

私達への依頼主は、中南米からの日系人です。

古くは100年以上前に移住した方もおられますが、メインは第二次大戦後に沖縄やその他の地方から中南米に移住した方々の子孫です。1990年に入管法が改正され、2世、3世の方々が日本に来て自由に働けるようになりました。

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現在、千葉県には約3500人が居住しており、自治体別では以下の通りです:

千葉市     465人(花見川区 255人)

八千代市    435人

成田市     352人

市原市     272人

佐倉市     257人

市川市     222人

船橋市     199人

国別では、ペルーが圧倒的に多く2604人

メキシコ    269人

コロンビア   234人

ボリビア    187人

などとなっています。

【活動内容】
彼らは、日本語が話せず、日本に来てから勉強するという方が大部分です。何故かというと、代表的な働き場所の一つにお弁当工場があります。そこでは中南米の外国人だけのグループを作り、日本語が分からなくとも働ける環境を作るからです。そのため、10年、20年日本にいても、やさしい日本語は何んとか分かるけれど、日本語でのやり取りは全くできない、という方がほとんどです。

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私達は、こういう方々のために、市役所、入管、税務署、警察、ハローワーク、労働基準監督署などで通訳サービスを提供します。官公庁では、漢字、ひらがな、カタカナが混じった日本語の書類を書かなければなりません。そこで通訳の出番となります。依頼が最も多いのは医療関係です。症状をきちんと伝えられなければ、また、医師の言う説明をきちんと理解しなければ治療は進みません。特に医療分野では通訳は必須です。通訳とは別に翻訳の業務もあります。市役所、入管、税務署などで、日本の戸籍の代わりとなる出生証明書、婚姻証明書などをスペイン語から日本語に翻訳します。また、日本で結婚した、とか、子供が生まれた、などの際には、日本の書類をスペイン語に翻訳して、大使館に提出し、母国に登録することも必要です。

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以上のような活動を年間約500件、県内のアチコチでやっているグループです。

 

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