船橋古文書の会【勉強会&新人教育】:2022年9月24日( 土)12:30~17:30
公開日:2022年12月09日 最終更新日:2022年12月12日
9月24日(土)、薬円台公民館で「勉強会・新人教育」を開催しました。
最初に下記の件が報告されました。
①本日、3名の方が入会されました。前回見学に来られた方です。これで、当会の会員数は45名となりました。これに伴い、新人教育の体制が整うまで、当面入会募集を中止とする旨、HP等で告知しています。
②活動予定表を配布しました。
10/8は勉強会の予定でしたが、古文書講演会に変更します。郷土資料館の学芸員・小田真裕さんに講演を依頼しており、鷹狩りについて講演していただきます。教材『御猪狩記録』は本日配布いたしました。
③巡見会について、11/19を計画していますが、実施となった時には、11/12の勉強会は中止となります。巡見会がコロナ感染拡大等の理由で中止となった時には、11/12の勉強会は実施いたします。
詳細決まり次第、巡見会の参加者について最終確認をさせていただきます。
④10/8は下期のスタートになりますので、半期分の会費(4,500円)を集めますので、準備をお願いします。
【勉強会】
勉強会は37名の方が参加しました。(総会員数45名)
『御狩日記二』史料(国立公文書館蔵)は、今回は3名の方が発表されました。
*P55~P63
【新人教育】
例会前13:30~14:30に音楽室で、基礎コースに3名、入門コースには9名の合計12名が参加しました。
当面、会員募集を中止します。
当会では、会員募集を再開しましたが、入会希望が多数となり、新人教育等の対応が難しいため、当面会員募集を中止します。
会員募集再開については、改めて当サイトに掲載します。ご理解のほど宜しくお願い致します。
御猪狩記録
上記は『御猪狩記録』の表紙です。
10/8に開催予定の古文書講演会の教材です。万力村(現旭市)の金杉佐右衛門が、村の古老から寛政7(1795)年の鹿狩りの様子や留意点を聞き取りまとめた記録です。嘉永2(1849)年の鹿狩に向けて、村の若者たちに鹿狩りへの対策として作成しました。
【御狩日記二】国立公文書館藏
この文書は、享保10年5月に狩りの準備に当たった小納戸佐野伊右衛門泰正によってまとめられた全5巻の内の2巻目となります。
特に、鹿狩りの準備の為の関係各所への指示及び請書が書かれた資料となっています。
【勉強会】
上の写真は、薬円台公民館の講堂での勉強会の風景です。
勉強会では、輪読形式で、古参の会員が対象文書の担当ページについて、釈文を作り発表しています。
新人教育期間中の会員は、この報告を聞いて勉強しています。
【新人教育】
上の写真は、薬円台公民館音楽室での勉強会の様子です。
入門コースは、音読を主体に比較的易しい文書を使って行っています。現在、人数が多いため3グループに分け行っています。
基礎コースは、主にくずし字や用語の解説を少しレベルを上げて行っています。
【当会のコロナ感染防止対策】
勉強会中は、窓・ドアの開放、換気の実施、マスクの着用、手指の消毒等の対策を行って対応しています。
勉強会終了後、参加者全員で使用した講堂及び備品の消毒作業と清掃作業を行います。